障害者手帳をアプリで管理『ミライロID』の口コミからメリットデメリットを解説

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ミライロIDってなに?
どうやって使うの?便利?
このような疑問にお応えします。
こんにちはmasa3です。
障害者手帳ってかさばるし、カバンや財布から出して見せないといけなかったので、かなり手間ですよね。
でも、障害者手帳をスマホに入れて使えるアプリがあることを知っていますか?
そこでこの記事では、障害者手帳アプリ「ミライロID」を実際に使ってみた僕が詳しく解説していきます。
目次
障害者手帳をアプリで提示「ミライロID」とは?

ミライロIDは障害者手帳をスマホに収納して、パッと提示できる無料のアプリです。
また、スマホひとつでサポートしてほしいことも提示できるので、必要な配慮もひと目でわかります。
ミライロIDの3つの特徴
ミライロIDの3つの特徴は以下のとおりです。
ミライロIDの特徴①
障害者手帳の情報を取り込むことで窓口での確認がスマホひとつで手軽にできる。
ミライロIDの特徴②
必要なサポートや車いすのサイズなどを登録して、窓口での伝達をスムーズにできる。
ミライロIDの特徴③
障害別に生活に役立つ情報やお得な情報が届く。
「ミライロID」利用までの3ステップ

ミライロIDを利用するまでの手順を3つに分けて解説していきます。
アプリの登録は3分くらいで終わりました。
STEP ①:アプリをダウンロード
ミライロIDアプリをダウンロードし、アカウントを作ります。
>>> IPhoneの方はこちら <<<
>>> Androidの方はこちら <<<
STEP ②:障害者手帳を作成
アプリの登録は3分くらいで終わりました。
ミライロIDの登録手順 ①

アプリをダウンロードしたら、『新規登録』をします。
ミライロIDの登録手順 ②
電話番号を入力して下の『次へ』をタップすると、SMSに認証番号が送られてくるので入力画面に数字4桁を入力します。

ミライロIDの登録手順 ③

『ユーザー名』と『パスワード』を入力します。
ここまででユーザー登録は完了です。
ミライロIDの登録手順 ④

障害者手帳の種類『身体・精神・療育』を選んで登録します。
ミライロIDの登録手順 ⑤

自分の障害者手帳を撮影して情報を登録します。
以下の項目が写るように複数の写真を撮りましょう。
写真は撮った後に選べるので、とりあえず何枚か撮って後から選べば良いと思います。
ミライロIDの登録手順 ⑥

上記の内容が写ってるか確認して、それぞれの項目にチェックを入れます。
以上で手帳の登録は完了です。
簡単ですね^_^
登録すると2営業日以内に利用開始できるようになると言われますが、当日中に登録完了の連絡がきました。
STEP ③:登録できたら施設で提示

ミライロIDが使える施設や窓口でアプリを開いてログインしたら、画面を提示するだけでサポート受けられます。
「ミライロID」の使える場所

ミライロIDは2020年12月時点で572カ所で利用できます。
提示して利用できるサービスの一部は以下のとおり。
さらに詳しく知りたい場合は『ミライロIDが使える場所』、またはアプリ内で確認してみてください。
「ミライロID」の口コミ・評判

ここでは、実際にミライロIDを使った人の口コミをご紹介します。
アプリから申請写真を取るとどうやってもボヤけてしまって申請が通らないのですが…
正規のカメラアプリだときちんと撮れるのでせめて写真フォルダから写真を選択出来るようにしてもらう。
もしくはアプリから問い合わせメールなどが送れるようにして欲しい。
いちいち鞄から手帳を探す必要がなくなり、また鞄から落とす心配や見られることもなくとても助かっています。
ROUND1で2度ほど使用したのですが、別々の店舗だったのですが2度とも対応していただいた従業員の方が対応が分からず上司の方を複数人呼ぶといった状況でしたので、ミライロさんにお願いすることではなく各店舗にお願いすることかもしれませんが、導入企業であればもう少しスムーズに使えるようになって欲しいなと感じました。
指紋認証を設定することでだいぶ楽になりました。設定できることがもうちょっとわかりやすくなるといいなと思いました。
まだ全ての場所で使えるわけではないけど、映画館などに行く時、手帳を持ち歩かなくて良くなったのは本当にありがたいです!
おそらく不具合だと思うのですが、アプリを閉じるとログイン状態が外れて、再度ログインを求められるのが不便なので修正されると嬉しいです。
まだまだ使える場所は増やしている途中のようですが、できて1年弱でこれだけの場所で使えるようになっていることにとても期待ができます。
また、アプリ自体も使いにくいところも確かにありますが、ユーザーからの意見を少しずつ、でも着実に解決してくれている印象です。
このアプリがどこでも使えるようになること、そしてもっと使いやすい機能がつくことを期待して、星5つです!
少しずつ使いやすく改善されてきているようですね。
あとは、これから障害者のサポートを受けられる施設ならどこでも利用できるようになればさらに使う人が増えそうです。
「ミライロID」のメリット・デメリット

実際にミライロIDを使った人の口コミや評判と、僕自身が使ってみた感想をメリットデメリットにまとめました。
「ミライロID」のデメリット
写真をアップロードしづらい
障害者手帳の写真を撮ってアプリにアップロードしてもなかなかできず、3〜4回繰り返しました。
はじめから一度やり直さないといけないなら、使うのやめようと思いましたが、繰り返すうちになんとか登録が完了。
電波状況や写真のデータサイズによってスムーズに登録できないことがあるので、この辺りはイラッとする人もいるかもしれませんね。
すべての施設で使えない
ミライロIDは2019年にスタートして600近くの施設で提示することで、サポートを受けられるようになりました。
とはいえ、まだ利用できない施設があるのは事実。
たとえば「JR」や「ディズニーランド」なんかも障害者割引がありますが、まだ対応できてません。
そのため、当分は障害者手帳を手放せないですね。
スマホの電池が切れたら使えない
ミライロIDはスマホで障害者手帳を提示できるので、当たり前ですがスマホの電池がなくなってしまうと提示できなくなってしまいます。
この点を考えても障害者手帳は手放せませんね。
「ミライロID」のメリット
無料で障害者向けサービス情報がわかる
ミライロIDは障害者手帳をスマホで管理できる他にも、お得な情報も受け取ることができます。
障害者になると受けられるサービスが分からないことがあるので、障害者ならではのお得な情報を知ることができるのは嬉しいですね。
ただし、無料で利用できるとはいえ、アプリ利用時の通信料金は発生するので、その点は注意が必要です。
紙やカードで提示しなくていい
ミライロIDはスマホの電池切れやすべての施設でサポートを受けられないため、手帳を手放せないとデメリットで解説しました。
とはいえ、いちいちバッグや財布から手帳を出さないでも、スマホを開けばすぐに提示できるのはかなり動きが軽くなりますね。
複数の障害者手帳をまとめて登録
ミライロIDには、障害者手帳以外にも以下の手帳を登録できます。
そして、一つのアカウントに複数の障害者手帳を登録できるので、この点も大きな負担減ですね。
まとめ|ミライロIDのこれからに期待

今回は、障害者手帳をスマホで提示できるアプリ『ミライロID』について解説してきました。
障害者手帳を長く持っているとバッグからの出し入れでボロボロ・・・
その点アプリで管理できるようになれば、常に綺麗な状態を保てるので嬉しいですね。
サポートを受けられる施設はまだ少ないものの、すべての施設でサポートを受けられるようになればかなり便利になります。
誰もが当たり前に「ミライロID」で障害者手帳を管理するために、1日でも早くすべての施設で利用できる日がくるよう応援しています^ ^
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