障害者は年収が低い?給料アップで転職する方法を解説【日本人の5%になろう】

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こんにちはmasa3です。
一般の採用枠から障害者枠での転職をすると、年収が下がらないかと心配ですよね。
もちろん、障害者枠で仕事を探すとどれも収入が低い・・・といった悩みもあると思います。
そこで今回は、なぜ障害者の転職サイトに載っている求人は給料が低いのか?
そして、給料を上げて転職するにはどうすれば良いのか?について解説していきます。
ちなみに僕は、障害者枠で年収ダウンして転職しましたが、今では日本の平均年収を超える給料を稼げるようになったので転職の年収が気になる人は参考になると思います。
目次
障害者の年収は低い?

まず、障害者の転職サイトを見ると「どの求人も給料が安い」という印象を受けませんか?
「ひょっとして障害者だから?」と思うかもしれませんが、日本は「障害者差別禁止法」や「障害者基本法」があって、障害があることを理由に差別したり、権利や利益を侵害する行為は禁止されています。
つまり、障害者だからって給料を安くしたら法律違反になるわけです。
そもそも、「日本国憲法」でも「全ての国民は平等で差別してはならない」とあるので、障害者だからといって同じ仕事をしてる健常者よりも給料が安いことはあってはならないです。
障害者の年収が低い理由

では、なぜ障害者の年収が安いのかというと、障害者の転職サイトに載ってる求人は基本的に単純労働で賃金の低い仕事が多いからです。
つまり、軽作業の清掃や事務補助といった仕事は、誰がやっても低い時給。
なので、障害者がやっても健常者がやっても同じ賃金でして、障害の内容によっては単純労働しかできない。
という人でもできるような仕事が多く集まってるわけです。
障害別の平均給与
障害者といっても、障害の内容によってもできる仕事は変わってくるので、障害別の平均給与も確認してみましょう。
以下は、平成30年度障害者雇用実態調査で5月分の給与額です。
一般的に高いとはいえませんが、身体障害者の給与が圧倒的に高いです。
ちなみに、平成30年の国税庁の調査では、日本人の平均年収は約441万円でした。
なぜこれだけ収入の差が生まれるのかというと、障害者の雇用は圧倒的に正社員の割合が少ないというのが大きな要因のひとつでした。
日本の正規労働者の割合は2017年で60%以上(nippon.com調べ)いますが、障害者の正規雇用の割合を見てみると
平均にすると、障害者の正規雇用率は30%ほどでして、障害によってフルタイムで働くことができない人が多いことが原因だからです。
ちなみに正規雇用以外のパートやアルバイトの収入も含まれるため、労働時間が短いことだけでなく、基本的にボーナスも支給されないので平均年収は下がってしまいます。
それでは、年収アップして転職するにはどうすれば良いのか、次で確認していきましょう。
年収アップで転職するには?

これまでの障害者の求人を考えると、どうしても収入が低くなりがちなのはしょうがない。
とはいえ、転職するなら年俸はアップさせたいところ。
そこで重要になるのが「雇用形態」「業界選び」「スキルアップ」「副業」です。
雇用形態で年収アップ
まず、前で解説したとおり障害者は正社員の雇用率が低いので、正規雇用になることで、昇給やボーナスによって平均年収ははかなり底上げされます。
僕の場合も、定期的な通院や入院することもあって、場所や時間にとらわれずに働ける業種を探しました。
とはいえ、正規雇用で働けない事情がある場合は、正規雇用の障害になっている問題を排除していくのが最優先ですね。
業界選びで年収アップ
仕事を選ぶときの基準は人それぞれですが、そもそも給料アップを狙うなら業界選びをしなければ、いくら頑張っても平均以上の給料をもらうのは難しいです。
例えば、事務や清掃業を選んでも平均以上の給料をもらえないのと同じように、平均年収より少ない業種を選んでいたらいつまで経っても年収を上げることはできません。
そこで、年収アップを狙うなら平均年収の高い業界を選びましょう。
基本的に年収の高い業界は
ちなみにこの中で、コンサルティング、金融、医療は学歴のエリートが集まる業界なので、後から参入するにはなかなか難しいです。
そこで、参入のハードルが低いのが、メディア、不動産、IT業界で、形がないものを扱う業界は利益率が高いので給料も上がりやすい傾向があります。
そこで最終的には、メディアとIT業界の2択に絞られます。
その中でもIT業界はスクールも多くて、短期間の学習で実践のスキルが身につきます。
そのうえ転職保証、つまり転職できなかったら返金する制度があるスクールもあるのでかなり狙い目です。
IT業界をお勧めする理由はこちらの記事で詳しく解説しています。
スキルアップで年収アップ
スキルアップすれば年収が上がるのは、誰でもわかっていることかもしれませんが、スキルアップするにもコスパが良いことに越したことはないですね。
そもそも、スクールに通うとなると何十万円も費用がかかってしまうので、なかなか踏み出せないのが正直なところですが、スクール費用が無料や半額になるとしたらどうでしょう?
実は、IT業界は障害者でも場所を選ばずPCひとつで参入できるので、障害のある人にむいていると、就労移行支援やスクールでも注目されています。
そのため、就労移行支援ではプログラミングのスキルを無料で学べるようになっていますが、在職中は残念ながら利用できません。
そこで、仕事をしながら学びたい人はプログラミングスクールを利用しましょう。
実はプログラミングスクールは障害者割引をしているところもあります。
詳しくはこちらの記事で解説していますのでIT業界に興味のある方は確認してみてください。
副業で年収アップ
年収アップする方法がわかったとしても、どうしても正規雇用で働けない人にとっては厳しいですね。
そこで、副業で副収入を稼ぐことを考えてみましょう。
今、日本では副業が推奨されてるのは有名です。
障害者の場合、なんといっても就労移行支援や障害者割引のあるプログラミングスクールがあるので、学んだスキルを生かして個人で稼げます。
Web業界では、エンジニアが不足しているため個人で仕事を請け負うクラウドソーシングが活発に使われています。
基本的なプログラミングスキルを学べば、個人で月に2万〜10万円を稼ぐのは比較的簡単。
スクールに通ったとしてもすぐに元は取れますね。
他にもおすすめの副業はありますので、興味のある方は参考にしてみてください。
とはいえ給料は本質じゃない

とはいえ、転職の本質は給料ではないです。
なぜなら、給料は後からいくらでも変わるからです。
つまり、仕事で成果が出れば休廊はいくらでも変わります。
もちろん、会社の給与テーブル内ですが・・・
僕自身、未経験の業界ということで、転職したときは年収が下がりましたが、将来的に収入が上がる可能性のある企業で、働く人の雰囲気を重視しました。
結果的には、チームワークの良い環境で仕事ができたので成果も上がり、転職前よりも昇給のスピードは上がって、元の会社の年収は余裕で超えていきました。
業種や職場の雰囲気は人それぞれ相性がありますが、「会社の規模 = 年収相場」は共通なので、チェック方法を簡単に説明しておきますと、「企業名 × 年収」でググれば相場がわかると思います。
または、転職会議に投稿している従業員の口コミをチェックすれば、年収の相場や働く環境の雰囲気までも知ることができますよ、
とはいえ、年収が半額に下がったとしたら元の額まであげるまでに何年かかるのか・・・
そのためにも面接の際は、大幅ダウンにならないように給与交渉はしっかりしておくべきです。
最終的に、30万円くらいまでのダウンだったら1〜2年で取り返せるので、長く働きやすい環境を最優先するべきですね。
行動で年収アップは叶う【5%の人材になろう】

世の中には、「誰でもワンクリックで1ヶ月20万円」「1日10分で月100万円」といった美味しい話がたくさん転がっていますが、ほぼ詐欺と思って間違いないです。
なかには詐欺じゃない話もあるかもしれませんが、誰でもそんな簡単に稼げていたら、真面目に仕事をする人はいなくなっています。
年収をアップしたいなら、努力を続けましょう。
スキルアップのために行動している人は、日本人の30%しかいないと言われています。
そして、そのうちの5%の人だけが継続するというデータも出ています。
つまり、行動し続ければそれだけで日本人の5%になるんです。
もちろん、行動しなければ成果も出ないので、成功する人はこの5%から生まれるわけですね。
まずは行動を続けてスタートラインに立ちましょう^^
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