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運動を続けたい!腎臓病の人が運動を続けるための選択

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こんにちはmasa3です。

2018年までの腎臓病患者数は1330万人に上り、毎年1万人近くの腎臓病患者が増えています。

日本人の10人に1人が腎臓病を患っている、今や国民病と言われるほどの病気になりました。

そんな腎臓病を患ってしまった人の中には運動好きな人が少なからずいるのではないでしょうか。

医師からは激しい運動を控えるように指示されながらも、「運動をしたい!」と思っている人は少なくないですよね。

結論から言うと腎臓病でも運動することは可能で、現代では腎臓病の人も運動を推奨されるようになりました。

ただし、医師が推奨しているのは有酸素運動。

無酸素運動(短距離走やサッカー)のような激しい運動は腎臓の負担が大きいので進められていません。

しかしそんな中、腎臓病を発症してから30年間、腎不全になってからてから14年、腎臓移植をしてから12年間、医師と相談しながらサッカーを続けている私が、腎臓をケアしながらどうやって運動を続けているかご紹介します。

1.運動を続けるために知っておきたい腎臓病

・腎疾患の特徴 とは

腎臓は「沈黙の臓器」と言われ、自覚症状が乏しく、症状を自覚した時には既に進 行しているというケースも少なくないが、早期から適切な治療を行えば腎疾患の重症化予防は可能であるため、早期診断、早期治療が重要である。

腎臓は、図1に示すよ うに毛細血管が球状に絡まった「糸球体」という組織で血液の「ろ過」を行っている。 そのため、腎臓の血管の障害は、腎疾患の発症に直結する。つまり、糖尿病、高血 圧、脂質異常症等の生活習慣病や加齢等が、腎疾患の主な発症リスクである。 

腎臓病は早めに見つけて早めに治療すれば、症状によっては回復の期待ができ、進行していても悪化を遅らせることも可能になりました。

注意がひつようなのは、「沈黙の臓器」と言われる理由。

腎臓病が症状で現れるのは、症状が悪化したとき。

体のむくみや倦怠感、腰の上あたりの背中に痛みを感じるようになります。

初期段階で腎機能の低下を見つけるには定期検診を行うことくらいしか発見する方法はないかもしれません。

定期検診の血液検査や検尿は腎機能が正常かを計ることができます。

そこで、再検査の指示が出たら必ず再検査をすることをお勧めします。

大多数の人が検査で異常が出ても、体に異常を感じないので再検査せず、症状が出た時には回復不可能なステージまで進んでしまっている状況、というのが腎臓病になる現状として多いです。

腎臓は肝腎要(かんじんかなめ)と例え言葉に使われるほど、腎臓は体の要を担う機能なのに、重要性を知らない人が多いです。

「沈黙の臓器」と言われるのは本人が気づかないうちに病気が進行して、手遅れになるということを最も表現してる言葉じゃないかと思います。

腎臓とは?5つの役割

2.腎臓をケアするための初歩

腎臓は「沈黙の臓器」と言われるほど、症状が出ないとお伝えしました。

検診で腎機能の数値に異常が出たとして、再検査のお知らせが届くと思います。

その時点で再検査を受けるだけでも腎機能が悪化することを防ぐことができますが、重く受け止めていない人は再検査を受けません。

お知らせが届いて、心配してくれる人がいればいいですが、一人暮らしなど個人で生活している人は誰も催促してくれる人がいないかもしれません。

病気を進行させるも回復させるも本人の意識次第です。

「健康診断の異常値は怖いこと」という意識を強く持って、検査の結果に対して、しっかりケアしましょう。

決して仕事が忙しいから、面倒だからと、見えなかったことにしないようにしましょう。

その一つの行動の差が一生を左右します。

3.運動を続けるために知っておきたい知識

まず運動を続けるためには、事前に知っておくべき対策があります。

健康な人にとっても大切なことですが、腎機能が低下している人は、腎臓に負担をかけないような対策にはより注意したほうがいいです。

水分をしっかり摂る

1つめは、体を水分不足の状態にしないこと。

体内の水分量は60~70%を占めます。

その水分をろ過し、血液と老廃物を分けているのが腎臓です。水分不足になるのは腎臓への負担を増やす原因になってしまうので、こまめな水分摂取を心がけたほうがいいです。

塩分量とタンパク質量を管理する

2つめは、毎日の塩分量です。

腎臓病の人が推奨されている塩分量の目安は1日3~6g

ステージによって上限は多少変わりますが、塩分の摂り過ぎ、または基準値の3g以下の摂取はNGとされてます。

塩分内には人間の活動に必要なナトリウムなどのミネラルが豊富です。

運動をするとミネラルは汗と一緒に体外へ出て行ってしまいますので、必ず1日最低3gは摂取するよう意識しましょう。

また、私は筋トレと合わせてプロテインも飲んでいたのですが、タンパク質の過剰摂取は腎臓に大きな負担をかけるので厳禁です。

他にもステージによってカリウムやリンの制限もありますので、ステージに合わせて摂りすぎには注意が必要です。

食事制限でお悩みの方にオススメ|ウェルネスダイニング

運動はほどほどに

私の腎臓は、サッカーのやりすぎで悪化したというよりも、仕事の環境で管理がしきれなかったり、疲れが溜まったままにしてしまったのが機能低下を招いた原因になってしまっているようです。

とはいえ、運動のし過ぎは腎臓へ負担をかけるのは間違いないです。

私が腎臓移植を決めたきっかけになった腎臓移植をしたJリーガーの情報は、現在発見することはできませんでしたが、やり過ぎは禁物です。

腎臓病のステージと治療目安

クレアギニンEX / 健幸生活研究社

4.人工透析をしながら運動する

「運動をどうしても続けたい!」と大好きな運動が諦められない人は、人工透析を選ぶのが選択肢の一つです。

腎臓の機能が落ちると、尿で排出されるはずの体内に毒素が残ってしまいます。

その毒素を排出するためには、人工透析をして体の毒素を綺麗にする必要が出てきます。

ちなみに私も腎臓が悪化した後、人工透析をしながらサッカーを続けていました。

人工透析での運動は、血液をろ過してくれる反面、栄養素もろ過してしまうので体に必要な栄養もろ過されてしまい、体が攣りやすくなってしまいました。

栄養や水分の制限も受けるので、スポーツのパフォーマンスは落ちてしまうと思います。

統計的にも、人工透析は長生きできないので、もう一つの手段を考えるてもいいかもしれません。

人工透析がコンパクトに!?海外旅行に行ける未来も近い!

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5.腎臓移植して運動を続ける

現在できる唯一の根的治療が腎臓移植です。

もし、人工透析が必要なレベルまで腎機能が低下してしまったら、透析をしないで腎臓移植を選択することもできます。

ただし移植を選択するには2種類あり、それぞれに移植までに必要な期間が違います。

献腎移植

献腎移植は、脳死後または心停止後の方で、生前に書面で本人の臓器提供の意思がある場合、または本人の意思が確認できない場合でもご家族の承諾がある方から臓器提供されます。

公益社団法人 日本臓器移植ネットワーク

に登録して提供者が現れ、自分の順番が来るのを待つわけですが、現状14年以上の待機期間が必要なほど、ドナーとレシピエントのバランスが崩れ続けている状態です。

もし提供してくれる親族がいない場合、移植の登録をしてドナーの順番が来るまで待機期間は透析で過ごすという方法になる人が多いです。

生体腎移植

生体腎移植は、親、子、兄弟などの親族、または配偶者など6親等以内の親族から腎臓(1個)の提供を受けます。

移植が可能かどうか事前にマッチングテストが必要なので、臓器提供者(ドナー)候補者と一緒に移植を実施する病院を受診します。

同時に入院して移植手術を行うので、お互いのスケジュール調整が必要。

ドナーは摘出手術に1週間

レシピエントは術前1週間、術後3週間の合計約4週間の入院が必要。

マッチングテスト良好で、術前の検査が順調に進めば、すぐに腎臓移植は可能です。

人工透析は移植を待つ手段?待たずに腎臓移植をするには!?

6.移植後12年が経った私の腎臓

私は幸いなことに父から腎臓の提供を受け、腎臓移植をしてから12年間が経ち、現在もサッカーを続けることができています。

それは毎日の食事、生活習慣の管理を続けてきたからですが、それでも仕事が残業になり薬を飲み忘れたり、睡眠時間を削ったり、プロテインを飲んで筋トレをして医師にしばしば怒られることもありました。

結局、腎臓移植後の腎機能を計る「クレアチニン数値」は1.5程度だったのに、現在は3.0近くまで上がってしまいます。

移植後の生活で、もっとしっかり塩分を抑えた健康的な食事と、より規則正しい生活、薬の飲み忘れがない生活を続けていたら、クレアチニンはもっと低い数値を保てていたのではないか。。。

もらった腎臓をもっと健康で長期的な腎臓病ライフを送れていたのではないか。。。

と後悔しているのも正直なところです。

7.まとめ

腎臓病患者は今でこそ運動を勧められていますが、以前は安静しか選択肢がありませんでした。

私の腎臓病はそんな時代に発症したため、安静を進められてきたのですが、小さい頃からサッカーが大好きだった私は「運動を続けるための方法はないか!」と、サッカーを続ける方法を模索し続けていました。

腎臓病は運動をしても良いのか?腎不全になった私がやった運動

そんな中、Jリーガーの腎臓移植を記事で発見し、「これだ!」とすぐに親と、医師に相談したのです。

そもそも腎臓移植は最終手段で、出来るだけ自分の腎臓を長持ちさせる手段を取ってきます。

腎臓がもうほぼ機能していない状態になって医師から選択肢で提案されるので、知らないと事前の選択肢は与えてくれません。

もし、腎臓病が重度になり、薬の量が増え顔のむくみや、運動の制限がかかり、それでも運動は続けたいと熱い気持ちを消すことができないのなら、選択肢の一つとして知っておいて損はないでしょう。

そして医師に相談してみるのも手ではないかと思います。

腎臓と上手に付き合いながら、好きな運動を続けられるよういろいろな方法があることを知っておきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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