男女問わずに誰でもできる治験ってあるの?女性でもできる治験とは

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こんにちはmasa3です。
治験バイトは「短期なのに高収入」というイメージがありませんか?
そんな夢膨らむような治験バイトですが、男性募集は多いのですが、女性向けの募集は少ないのが現状です。
男女差別撤廃が叫ばれている現代社会において、どうして女性の募集は少ないのでしょうか。
そもそも女性ができる治験は本当に少ないのか?
今回は、女性でもできる治験にはどのようなものがあるのか?解説していきたいと思います。
目次
そもそも「治験」とは?

治験とは新薬開発において、安全性と有効性を確立し、日本の承認を受けるために行う臨床試験です。
この臨床試験に、自らの意思で進んで参加する人を「治験ボランティア」と呼び、治験バイトとは異なります。
そもそも、治験バイトというものは存在せず、治験により発生する金銭は謝礼金・協力金という形で支払われることが多いです。
治験は短期で高収入を得られるメリットはありますが、薬による副作用やリスクは伴うことになります。
治験に参加する際、医者から十分に説明を受けて、同意書を交わすことになるので、よく考えてから参加するようにしましょう。
女性の治験募集が少ない理由

短期で高額な協力金が得られる治験は魅力的ですが、主に男性の募集が多く、女性の募集は少ないのが現実です。
それにはどのような理由があるのかというと、ひとつは女性のホルモンバランスが大きく影響しているといえます。
女性は男性と違い、生理による月経がああるため、男性よりもホルモンバランスが乱れやすく、治験モニターとしてのデータ収集が難しいことが考えられます。
ホルモンバランスの影響により、若い女性への募集は特に少なく、多くのサイトでも40歳以上の女性への募集が多いように思われます。
これらを踏まえ、女性は薬を飲んで入院し、高額な協力金を得られる治験案件は少ないといえるでしょう。
女性でも可能な治験の探し方

「治験に参加してみたい!」と決断しても、そもそも治験の探し方がわからない人も沢山いるでしょう。
治験は、街中で配られているようなバイト求人誌には掲載されないので、自分から動かないとなかなか見つかりません。
担当医に相談する
現状、病院に通院している方であれば、担当医に相談してみるのがいいでしょう。
病院には治験や臨床研究といった治験を管理している部署が存在していることもあるので、担当医やCRCの方から治験を案内してもらえることがあります。
インターネットで探す
日本国内では、医師会などの治験に関する情報が公開されており、それらの情報をまとめたサイトも存在します。
製薬会社や医療機関のホームページ上でも、治験に関する情報を公開していることもあるのでチェックしてみてください。
治験モニターへの登録
女性でも可能な治験として、入院を必要とするものではなく、サプリメントや美容品を使った治験モニターというものも存在します。
治験モニターを取り扱っているサイトはいくつかあり、健康であることが大前提となります。
妊娠中や薬物使用歴、学生という人は治験に参加できないので注意が必要です。
様々なサイトを見て、興味がある案件を探した上で、会員登録することをオススメします。
ニューイング
15年以上の実績がある会社で、健康食品のモニターも多いので、女性でも安心して活用することができるでしょう。
入院などの長期案件の取り扱いも多く、通院や日帰りで完了する治験もあるので、主婦でも参加しやすいといえます。
JCVN(医学ボランティア会)
10年以上の実績があり、入院や通院の治験を幅広い案件があります。
ニキビなどの肌トラブル向けの案件が多いのも特徴なので、自身の治療にも活用するのも良さそうですね。
エル・スマイルボランティア会

食品の開発や研究目的の臨床試験に協力することで、協力金をもらうことのできる会員組織であり、トクホ向けの食品臨床試験に強い実績があります。
こちらは入院や通院を必要とする治験とは異なり、トクホや機能性食品などの食品や化粧品を対象にしており、一般の方向けに臨床モニターが行われています。
通院も短時間で済むので、主婦でも気軽に参加できるものが多くあります。
女性でも可能な治験の内容

入院を必要とするような短期高収入の治験は、ホルモンバランスの影響のため、女性向けの案件は圧倒的に少ないです。
そのため、「女性は治験に参加できないか?」と言うと、そういうわけではありません。
治験のジャンルは限定されてしまいますが、治験モニターであれば、女性でも参加可能なものはいくつかあるので紹介したいと思います。
化粧品モニター
化粧品モニターは、化粧品メーカーが自社製品を販促する上で、根拠となるデータを集めるために行うことが多いです。
化粧品メーカーが効能を表示するには、ガイドラインに基づいた試験により、その効果を確認することが必須となっています。
化粧品メーカーの試作品を試しつつ、謝礼金をもらうのが、化粧品モニターとしての仕事になります。
化粧品モニターの流れ
まずは事前検診を受けることになります。
事前検診では、モニターに関する説明だけでなく、医師による肌状態のチェックを行い、普段のスキンケアや使用している化粧品の聞き取りがある場合もあります。
これらの事前検診に合格したら、いよいよ 本試験 が開始されます。
本試験では、実際に化粧品メーカーの試作品を使用する流れになります。
試作品を使用して、その状態を毎日記録し、後日病院に訪れ、状況を報告することになります。
謝礼を貰いながら、高額な化粧品を試せるので、女性には嬉しい内容だといえますね。
ちなみに治験サイトの中では、「VOB」が化粧品モニターを取り扱っています。
健康食品モニター
健康食品モニターは、化粧品モニターと同様に女性人気が高い治験モニターだといえます。
コンビニの食品でも、「脂肪の分解を促進する」「食後の血糖値の上昇を抑える」というラベルの食品ってよく見かけますよね。
このような機能性を表示させるためには、化粧品と同様に、製品を一定期間使用し続けて、その効果を実証する必要があります。
その実証性を確かめるには、専門医の下で安全性や有効性を確かめる評価試験を行う必要があります。
健康食品モニターは様々な種類がありますが、特に人気なのは「便秘改善」や「血糖値の上昇を抑える」といったダイエット関係のものだといえます。
健康食品モニターの流れ
まずは事前検診を受けることになります。
事前検診では、モニターに関する説明だけでなく、血液検査や尿検査といった各種検査を受けることもあるでしょう。
お腹周りなどの体型検査や、体内脂肪を測ることもあります。
これらの事前検診に合格したら本試験が開始され、食品メーカーのサプリメントを毎日摂取することになります。
毎日のサプリメント摂取は、記録とともにその日の食事や、体調変化などを日誌に付けることもほとんど必要になります。
そして、一定期間のサプリメント摂取が終了したら病院へ訪れ、状況を報告します。
病院では、事前検診と同様の検査を行い、サプリメントを摂取することによる効果を確認していきます。
謝礼を貰いながら、新しいサプリメントを試せるだけでなく、生活習慣を見直す機会にもなるので、ダイエットに興味がある女性には人気のモニターだといえますね。
健康食品のモニターは、エル・スマイルボランティア会が行っています。
まとめ|女性もタイミングで参加可能

入院を必要とする、短期で高収入を見込めるような治験に女性向けが少ないのは、月経によるホルモンバランスの変が、新薬のデータとして活用するのは難しいことが理由だといえます。
とはいえ、あきらめる必要はありません。
タイミングが良いと情報がアップされることもありますし、治験モニターであれば、女性でも取り組めるものは沢山あります。
このような治験モニターは収入を得られるだけでなく、美容・ダイエット効果も見込めるものも多いので、サイトを見ながら色々と情報を集めるだけでも新しい発見や、使いたかった商品が試せるチャンスにもであるかもしれません(^ ^)
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