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治験119番とは?治験ボランティアとの関係や活動を解説

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製薬会社が新薬を開発する際には、新薬の有効性や安全性を確保するために多くのデータを取る必要があります。

そのためには、多くの治験ボランティアに参加してもらい、より多くのデータを取らなくてはいけません。

治験は、医療機関で専門医がいる中で行われるため、参加者は安心して望むことができます。

では、医療関係者がわからないことがあった場合はどこに相談すれば良いのかというと、「治験119」という相談先があります。

治験119は、治験の参加者には直接関係ありませんが、治験の現場を陰から支えるいわば「縁の下の力持ち」のような存在です。

今回は、治験をより安心して行うために治験119について学んでみましょう。

治験119番の前に|そもそも「治験」とは

治験とは新薬開発において、安全性と有効性を確立し、日本の承認を受けるために行う臨床試験です。

この臨床試験に、自らの意思で進んで参加する人を治験ボランティアと呼びます。

そもそも治験はバイトではなく、治験により発生する報酬を謝礼金・協力金という形で支払われるため、基本的にはボランティアになります。

治験は短期で高収入を得られるメリットはあるものの、薬による副作用やリスクは伴います。

そのため、治験に参加する際は医者から十分に説明を受けて、同意書を交わすことになるので、よく考えてから参加しなくてはなりません。

治験に参加するメリット

治験は、無料で自由に参加することが可能で、登録や申し込みを行ったからといって強制ではありません。

もちろん、途中で中止することも可能です。

治験では、通常の診察よりも精密な検査や審査が行われるので、自身の健康状態をより知ることもできます。

さらに、治験に参加することで、健康状態による治療の選択肢の幅も広くなるので、有効性のある薬や最新医療を優先的に受けられるかもしれません。

治療にかかる費用負担は、移動費などの実費以外全て、製薬会社が負担してくれ、終了後には謝礼も支給されます。

もしも、悩みに沿った治験があれば、お金を貰いながら、新薬を試せて、悩みも改善できるかもしれないメリットは大きいですね。

治験に参加するデメリット

治験に参加する際にデメリットになるのは、通院や入院をしなくてはならないため、まとまった時間が必要な点です。

入院生活には、運動や食事といった様々な制限を受けるため、ストレスを感じることがあるでしょう。

また、集団生活が必要になるケースもあるため、入院による慣れない集団生活にストレスを感じる人もいるかもしれません。

何かあった場合はすぐに医師や看護師が対応してくれるので、体調の変化によるリスクは少ないですが、試験的な治療薬による副作用は未知数です。

副作用の 出る・出ない は人それぞれですが、副作用のリスクは慎重に考えなくてはなりません。

治験119番は治験関係者の相談窓口

治験を行う際、最も重要視されるのは、治験ボランティアの安全の確保です。

なぜなら治験中に何かあっては、新薬開発どころではなくなってしまうからです。

治験を安全に運営する上で、治験119番は相談窓口として欠かすことができません。

そもそも「治験119番」とは何でしょう。

治験119番とは

治験119番は、「製薬協(日本製薬工業協会)」が運営している、治験コーディネーターや医師といった治験関係者向けの相談窓口です。

治験に参加する側が利用することはないため、あまり知られていませんが、治験119番はいくつもの製薬会社によって構成されており、治験を安全かつスムーズに運営できるように活動しています。

こうした団体があることで、医療関係者側へのサポートも手厚く行え、ボランティアも安心して参加できるわけです。

治験119番がある理由

数ある治験に関するすべてを、治験関係者が完璧に把握するのはほぼ不可能です。

例えば、治験の基礎知識から、どの製薬会社がどのような治験を行なっているのか、といったことまで調べることができます。

また、実際に治験を運営することにより、通常起こらないような稀なケースも出てきます。

このように治験関係者が、治験について困った時や相談したい時に正式な見解を示してくれる相談窓口として、治験119番は存在しています。

治験119番への相談内容

治験を運営する上で、さまざまなケースに対応する必要が出てきます。

とくに、薬に関する問題はさまざまな要因が絡み、同じ薬を飲んだとしても、全てが同じ結果になるわけではないため、専門の知識が必要になります。

実際に、治験関係者から相談される内容には以下のようなものがあります。

  • 治験の責任医師・担当医について
  • 治験の審査について
  • 治験の契約手続きについて
  • 被験者の募集について
  • 治験の同意について
  • 治験薬について
  • 副作用の報告について
  • 治験の記録について
  • 業務委託

このように、治験を行うにあたっての手順やルールなど全てを調べることができます。

新薬の開発をスムーズに行うためにも、手続きやルールといった研究以外の部分を行ってくれる団体は、ボランティアさんのためにも不可欠といえますね。

治験参加者の安全を守るために

治験は、「どのようにして参加者の安全を守るのか?」不安に思う人もいるでしょう。

治験には副作用がつきまとうことになるので、いかに参加者の不安を取り除くかが重要です。

治験参加者の不安を取り除き、安全を確保するためにはどのような対応がされているのでしょうか。

製薬会社による対応

製薬会社は、 治験参加者の不安を取り除くために、治験を行っている医療機関を訪れ、様々な対応を行います。

医療機関による治験の方法が正しいものかを確認し、医師との連携も図ります。

また治験参加者の安全は守られているかなど、参加者へのヒアリングも行います。

医療機関による対応

治験は高額の報酬があるとはいえ、情報も少ないため、わからないことや不安に思うこともあるでしょう。

治験に関してわからないことがある時は、多くの医療機関で専任の相談スタッフを常駐しています。

このスタッフは治験コーディネーターと呼ばれており、治験参加者の不安の解消や、安全の確保に努めています。

治験は本当に安全なのか

治験は、今まで得られた安全性や有効性のデータに基づいて、専門家によって綿密に計画され、慎重に行われる臨床試験です。

治験中は、定期的な診察や検査を行うことで参加者の安全確保に努めるため、安全性には十分注意されているといえます。

もしも、治験中に何らかの異常や健康被害が起きてしまった際には、専門医による迅速かつ適切な治療が行われます。

また、治験中でも治療薬に関する新たな情報が得られると、その情報を開示した上で治験を続行するかも判断させてくれるため取り除ける不安要素のほとんどはなく安心して取り組めるといえます。

治験への参加はあくまで自己責任ですが、治験に使用する試験的な治療薬は、効果や副作用において、まだわからないことが多いため、何が起きても対応できる体制やアフターケアはしっかりしていることが何より重要ですね。

まとめ

治験を行う上でもっとも重要なのは、治験ボランティアの安全確保です。

まずは安全性を確保した上で、スムーズな治験を行うことにより、治験関係者は有効なデータを採ることができます。

滞りなく治験を行うためには、治験に関する知識をしっかりと把握して、いつでも治験関係者にそのノウハウを伝えられなくてはいけません。

このような状況に備え、治験119番はいつでも問い合わせに対応できるように存在しており、安全かつスムーズな治験運営の一役を担っています。

ボランティアがより安心して治験に参加できるように、医療従事者へもサポートがあることを知ると、より安心できますね(^ ^)

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