日帰りでできる治験バイトとは?探し方や1日の流れなどを紹介

スポンサーリンク
こんにちはmasa3です。
「治験のバイトは儲かる!」と聞いたことはありませんか?
楽にお金儲けができるなら、治験バイトをしてみたいという人も多いのではないでしょうか。
しかし、学生で学校やアルバイトなどで忙しい人、仕事の副業として治験バイトをしたい人などは、長期間の治験バイトは難しいでしょう。
そんな治験バイトですが、実は日帰りでできるものもあるのです。
そこで今回は、日帰りでできる治験バイトについてまとめてみます。
目次
日帰り治験バイトってどんなもの?

日帰り治験バイトというのは、平日や土日など1日だけで終わる治験のアルバイトのことです。
治験は厳密にいうとアルバイトや仕事ではなく、ボランティアなのですが、報酬をもらえるという意味合いからすると実質的にはアルバイトと考えてよいでしょう。
日帰り治験バイトの場合、基本的には単発の治験もしくは通院の治験になります。
治験には興味があるものの、平日は仕事をしている、学校に行っている、子供の面倒を見ているなど、宿泊の治験に参加できる人は限られているでしょう。
日帰りであれば、多くの人が治験に参加できるので、治験バイトへの参加のハードルも下がります。
治験には段階がある
まず治験について簡単に説明すると、治験には「フェーズ」と呼ばれる段階があります。
新しく開発された薬がどれほどの効果を有するのか?
副作用はどれくらい発現するのか?
を調べるために治験を行うわけですが、治験は薬の開発段階に応じて、フェーズIからフェーズⅢまであります。
そのあと、発売という流れで試験が進められていくのです。
治験の段階①:フェーズⅠ
はじめに行われるのは、フェーズIで「第I相試験」とも呼ばれ、薬物の吸収、分布、代謝、排泄などの薬物動態を調べたり、有害事象や副作用などの安全性を確認したりするために行われます。
このフェーズIでは、入院の試験が行われ、20~30代の健康男性が対象となる場合がほとんどです。
治験の段階②:フェーズⅡ
次に、フェーズⅡになると、通院による試験が行われ、これが日帰り治験バイトに該当します。
基本的には、薬の治療対象となる疾患を持っている人が対象になります。
また、人数は少人数で進められます。
用法や用量を決定したり、薬の有効性や安全性を確認したりするために行われます。
治験の段階③:フェーズⅢ
フェーズⅡが終わると、フェーズⅢに移ります。
このフェーズⅢも、フェーズⅡと同じように通院による試験になります。
フェーズⅡとは違い、薬の治療対象となる疾患を持っている人、大多数を対象とした臨床試験を行います。
ここでは安全性よりも「有効性がどうか?」を調べます。
フェーズⅢの完了で治験は終了
このフェーズⅠ~Ⅲの試験によって薬の有効性、安全性が確認されれば、薬は審査・承認され、発売することができるのです。
日帰りの治験バイトをしたい場合には、フェーズⅡもしくはⅢの試験を受けることになるでしょう。
ただ先述の通り、フェーズⅡ、フェーズⅢの試験は、その薬の治療対象者でなければ基本的に参加できないので、全ての人が治験バイトを行えるわけではありあせん。
健康な人の場合、参加できない場合も多いでしょう。
例えば、中性脂肪が多い、低血圧、高血糖、糖尿病、アレルギー体質、喘息持ち、頻尿、高血圧など様々な症状に合わせた治験が行われています。
なんらかの疾患や症状がある人であれば、フェーズⅡやⅢの日帰り治験バイトに参加できる可能性は十分にありますよ。
健康な人向け「モニター」
健康な人が治験バイトをしたい場合には、健康食品や化粧品のモニターがおすすめです。
治験バイトに比べると、健康食品や化粧品モニターの謝礼金は安い設定ですが、無料で色々な健康食品や食品が試せるので楽しめます。
やってみる価値は十分にあるでしょう。
日帰り治験バイトの探し方!

「日帰り治験バイトなんてどうやって探せばよいか分からない…」という人は多いはずです。
とくに経験したことがない人にとっては、どうやって申し込めばよいのか見当もつかないという人は多いでしょう。
基本的に日帰り治験バイトは、治験モニターサイトなどに登録して、そのサイトから申し込むことになります。
登録しているモニターサイトによって、募集されている治験は異なるので、1つのサイトだけではなく、複数のサイトに登録しておいた方が、募集案件は探しやすいでしょう。
登録したサイトからは、スケジュールや協力費用、対象者などが詳細に記載されているため、参加条件やスケジュールをチェックしながら探してみましょう。
また、治験バイトの中には、モニターサイトではなく、病院独自で募集しているケースもあります。
治験バイトは人気があるので、すぐに埋まってしまうことも多いため、こまめにチェックしておきたいですね。
地域によって日帰り治験バイトの求人件数は全く違う

実は、全国どこでも治験バイトが受けられるというわけではないのです。
地域によって日帰り治験バイトが行われている件数にはかなりの差があります。
やはり首都圏や関西圏など大都市圏では数が圧倒的に多くなっています。
特に東京、神奈川、埼玉、千葉などの首都圏では、多種多様な治験や臨床試験の募集が多く行われています。
関西エリアでは、大坂、兵庫で多くの臨床試験募集がされています。
そのほかには九州地方、北海道地方でもある程度は行われているものの、地方都市においてはほとんど治験バイトを探すことはできないかもしれません。
人の多いところで、治験や臨床試験の募集が行われる傾向があるということですね。
ただ、人数が集まりにくい場合には、全国展開でボランティアを募集しているケースもありますので、地方住まいの人が絶対に参加できないということでもありません。
日帰り治験バイトの1日の流れとは?

日帰り治験バイトを行う場合、1日の流れはどのようになっているのか簡単にまとめてみましょう。
日帰り通院治験の場合、すぐに本試験に参加するわけではありません。
その前に「プレ検診」として、簡単な健康診断を受けることが一般的です。
さらに本試験の前に、1~2回程度は専門的な「スクリーニング検査」を行うケースも少なくありません。
スクリーニング検査とは「その病気の疑いのある人」を早く発見し、適切な治療や病気のコントロールにつなげるための検査です。
また、薬を服薬中の人であれば、現在使用している薬が完全に体内から消失しなければ、治験に参加できません。
薬をやめるか、変更するかなどして対応してから、一定期間が経過しなければ治験できないという面倒さもあります。
プレ検診から本試験に参加するまでに半年ほどかかってしまった・・・というケースも実は少なくないのです。
ただ、本試験にだけ報酬(協力費)がでるわけではなく、謝礼はプレ検診でもきちんと出ます。
ただプレ検診の場合は、1,000~3,000円程度と安い場合が多く、本試験になると10,000円前後の謝礼に上がるため、できれば本試験まで進みたいところ。
フェーズⅡ、Ⅲのバイトでは、安全性というよりも、薬の有効性の確認が多いので、定期的な医療機関への来院が必要となります。
また日々の健康状態の変化などを細かくチェックしなければならず、日誌に記入するなどして健康状態の観察、確認が求められるでしょう。
最近ではパソコンで入力するような、電子日誌が用いられているケースも多くなっています。
服薬に関しては、医療機関で投与される場合もあれば、指示された用法用量の薬を自宅で摂取するケースがあります。
医療機関へ来院する頻度は臨床試験の内容によって異なるため、1ヶ月に1度を何ヶ月かにわたって継続的に通院する場合もあれば、週に1度、2週に1度のペースで来院しなければ行けない場合もあります。
期間もそれぞれの治験内容によって全く違うので、自分の条件や要望に合った治験バイトを選ぶことが成功への鍵となるでしょう。
まとめ|まずはリサーチから!

治験バイトは日帰りで行えるものもたくさんあります。
日帰りの場合は、継続して中~長期間、医療機関に通うことになるかもしれません。
自分の予定に合わせて、スケジュールや募集条件などを詳しく確認してみましょう(^ ^)
スポンサーリンク