折れた心を立ち直すには?原因から折れない心を作る方法を解説します!

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こんにちは、masaです。
「頑張ってるのにうかばれない」「失敗して自信が無い」と心が折れてしまう時ってありますよね。。。
そんな時は、お酒を飲んだり、ゆっくり寝たり、好きなことをしてストレスを発散して、またスタートする人が多いですが、それでモチベーションを戻すことができているかは疑問です。
それが身の回りにある環境
学校
職場
ご近所さん
といった行かなければならない環境なら、さらに気持ちを切り替えるのは難しいかもしれません。
人が成長するには多少の辛さ必要と言われますが、限界って目に見えないのでバランスを取るのは難しいですよね。。。
今回は
「心が折れてしまった場合にどうしたら良いのか?」
「折れた心回復するにはどうしたら良いのか?」
さらに
「折れにくい心を作るにはどうすれば良いのか?」
といった悩みを解決するための方法を解説していきます。
折れた心は回復させることは大切ですが、再度折れないような強い心を作ることはさらに大切です。
すぐに挫折してしまう。。。
嫌なことからすぐに逃げてしまう。。。
という人はぜひ参考にしてみてください!
目次
心が折れてしまう原因

心が折れる場合は、そこに原因があるからというだけでなく、体調や時期(梅雨なんかは雨が続いて憂鬱になりますよね)によっても変わってきますし、少し前からブラックマンデーと言われて、休み明けの月曜日は憂鬱な1週間の始まりを表現する言葉も一般的になりました。
特に心が折れる代表的なことはこんな感じです。
努力が報われない時
- 希望の学校に受からなかった
- 希望の就職ができなかった
- 部活でレギュラーになれない
etc・・・
人間関係
- 子育て
- 失恋
- いじめ
- パワハラ
- 離婚
- 死別
etc・・・
他にも、過労や睡眠不足、食生活の乱れ、環境の変化が原因の場合もありますが、理想と現実にギャップがあって、その差を埋めようとしても埋まらず、やる気がなくなってしまったり、逃げ出してしまったりするケースが多いです。
心が折れる年々増えている

心が折れると無気力になってしまい、悪化するとうつ病になってしまいますが、うつ病患者数は年々増加しています。
図は厚生労働省の1996年から2017年までのうつ病患者の推移ですが、調査始めの頃に比べて、2017年は3倍まで増えているのは、
- ストレスを感じる環境が増えている
- ストレスの耐性が弱くなっている
- うつ病の認知度が上がってきた
といったことが主な要因と言われています。
心が折れてしまう人の特徴は?

うつになりやすい性格の特徴はアンケートなどの調査によって分かっています。
- まじめ
- 責任感が強い
- 完ぺき主義
- 人からの評価も高い
- 道徳観が強い人
特に多いのはこのような、真面目に生きる人に多いという傾向があります。
例えば
人からの依頼を断れずに、たくさんの仕事をかかえ込んでしまう。
柔軟に臨機応変な対応が出来ずに自分を追い込んでしまう。
こういった一生懸命頑張って容量をオーバーしてしまうようなケースでストレスをため込んでしまい、心のバランスを崩してしまうことが多いんです。
しかし、こういった特徴がなくても「うつ病」になってしまうことはあります。
「自分は楽天的だから”うつ病”にはならないな」ということはなく、楽天的な人でもうつになってしまう危険は十分にあるので注意しましょう。
特に大切なのは、早めに自分のSOS信号に気づいてあげることです。
これができるかどうかで、うつ病まで重症化してしまうか、すぐに回復できるかが変わってきます。
心が折れない人の特徴は?
逆に心が折れない人ってどんな人でしょう?
心が折れたことがない人は本当に少数ですが存在します。
だいたいお分かりでしょうが「優秀な人」は挫折することが少ないですよね。
しかし、心が折れない人は他にも存在します。
それは「挑戦をしない人」
挑戦しない人は、行動を起こさないので失敗もしなければ成功もしないのです。
挑戦することで失敗の可能性は生まれますし、それによって心が折れるのは辛いことですが、挑戦しないで生きることはせっかく生まれてきたのに可能性をゼロにしてしまっていることにもなりかねませんので、できれば避けたいところです。
「石の上にも3年」はもう古い!

始めたことに対して、一通りの流れを把握したり、一定のスキルになるまでに必要な経験の目安は3年と言われてきました。
世の中でも「石の上にも3年」とよく言われていましたが。。。
現代は「石の上に3ヶ月、30日」でもい良いんじゃないかと思ってます。
なぜなら、これだけ働く環境や働き方が増えているのに、今の辛い環境にこだわって他の世界を知ろうとしないのはもったいないからです。
実は日本にある企業の数は382万社と言われています。
ということは、その中の1社にこだわって我慢し続ける必要はなく、少しでも働きやすい環境を探し続けながら行動していた方が良いと思います。
さらに今では個人で稼ぐ人も増え、会社の終身雇用も崩壊しつつあります。
もしも、「抜け出せない」「自分にはできない」と思ってしまうのは、限られた環境の中で「どうしたら苦痛を減らすか」を考えてしまっているからかもしれません。
そう考えてしまっているなら「学習性無力感」に陥ってしまっているかもしれません。
学習性無力感とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象です。
Wikipediaより
例えば
- 長時間労働で家に帰るのは仮眠のためだけ
- 会社でパワハラが凄くて人格否定をされ続ける
- 監禁されたり暴力を振るわれたりするような環境にいる
普通なら、逃げたり、助けを求める、といった方法を思いつきますが、ストレスを受け続けた状態では、脳が「何をやっても無駄」と思い込んでしまい「逃れよう」という思考がなくなってしまい、「その環境の中でどうやって過ごすか」という風に考えるようになってしまいます。
こういった危険な状態に陥るのは、まさに「石の上にも3年」という考えを「まじめ」に守ろうとしてしまうからです。
なので、必死に我慢し続けるのではなく「あまりに辛い!」と感じたら、我慢しようとしたり、改善しようと頑張るよりも、辛いと感じる気持ちを素直に受け取って、少し距離をおきながら様子を見ましょう。
それでも、辛さがなくならないなら辛い環境から逃げることをおすすめします。
心の健康には人生頑張らない時も必要

人生100年時代を迎え、焦らずにゆっくりと一度自分の人生を振り返ってみましょう。
忙しい毎日は、自分と向き合うこともできずに過ごしています。
心を回復させながら、改めて「どう生きたいのか」「何が幸せなのか」もう一度ちゃんと考えてみあしょう。
もしかしたら、幸せの価値観とは離れた行動をしていたことや、忘れている自分の気持ちに気づけたりするかもしれません。
休みを取る間収入が不安な人もいるかもしれませんが、支払い続けた税金は疲れた人をケアしてくれる
- 失業保険
- 傷病休暇(傷病手当)
- 生活保護
という制度としても利用されています。
「利用するのは恥」と柔軟性のない考え方にとらわれてしまっては、症状をさらに悪化させてしまいかねませんので、制度はちゃんと利用して心のケアをしてあげましょう。
なぜなら、その制度は保険として自分が支払っているわけですから。
車をぶつけた時に、保険を利用しない人はいないですよね。
体を壊した時に、実費で病院にかかる人はいないですよね。
心をケアしてあげるためにも、利用できるものは利用しましょう。
折れた心から戻すには

折れた心を立ち直らせるには、ある程度の時間が必要です。
「人は忘れる生き物」と言われ、辛いことを忘れるようにできています。
なぜなら、辛いことを記憶し続けると、辛さが積み上がってしまい、それだけでも心が壊れてしまうから、人間が進化で身につけたスキルだそうです。
昔の嫌な記憶がボヤ〜ッととしていたり、記憶自体を思い出せないのは脳がダメージを減らすためということなんですね。
なので心を休めながら自分と向き合い、いろいろなことを考えてみましょう。
そこに立ち直るヒントがたくさんあるはずです。
辛いことが嫌で逃げたなら、楽しく生活できる方法を考えましょう。
楽しいことが見つかって、目標ができれば心は元気になっていくはずです。
それがきっと、辛いことを忘れていく手段にもなるのでしょう(^ ^)
例えば
失恋をした場合には、好きな人にこだわり続ける気持ちは誰もがわかる辛さがあると思います。
日本人は1億3千万人もいて、異性は6千万人もます。
さらに世界人口は70億人にまで達し、異性は35億人もいます。
なので、「フラれて辛い」「何も手につかない」「夜も眠れない」気持ちを乗り越えるには時間だけではなく「新しい出会い」も必要です。
塞ぎ込んでばかりいても、時間だけでは回復にどれだけかかるか分かりません。
そんな時こそ、新しい出会いを求めて行動することが、気持ちを前向きにして、さらには回復させることにもなるのです。
受験に失敗した場合は、けっこう打ちのめされた気持ちになりますよね。
なにせ「また頑張ろう!」と思っても次は1年後ですから。。。
しかし、1年間余分に勉強ができるのは逆に考えれば幸せなことではないでしょうか。
1年間頑張れば、受験に失敗した学校よりも高いレベルも目指せるかもしれません。
もしかしたら、資格を取ってスキルを上げることなんかもできるかもしれません。
若い時の1年の差なんて社会に出ればまったく関係ないですし、失敗から立ち直った人の心の強さは、失敗していない人とは比べモノにならないくらい強いです。
人は失敗して成長します。
なので失敗にとらわれず、失敗から学べばいいのです。
失敗することを恐れずに、学び続けることが折れてしまった心を回復する方法ですし、成長とともに心が強くもなっていくはずです。
回復したら折れにくい心を作ろう

耐性を上げる考え方は3つあります。
- 失敗は当たり前
- 7割の挑戦
- 色々な考え方を持つ
この3つを意識することで、失敗しても立ち直ることができて、さらには挑戦を繰り返すことができる強い心を作ることができます。
1.失敗は当たり前と考える
失敗は誰でもします。
特に成功者と言われる有名人ほど多くの失敗をして学んでいます。
ユニクロの柳井さん
ソフトバンクの孫正さん
特にこのお2人は成功者として有名ですが、実は多くの失敗を重ねた上に1つの成功を積み上げられたと言っています。
「失敗することなく大きな成功は成し遂げられない」と言われるほど、失敗は成功のもとになる貴重な体験です。
なので「失敗からどう学ぶか」がとても大切なんですね。
これによって「成長するか」「退化するか」分かれっ目になるので、失敗は当たり前という柔らかい考え方と、学ぶ気持ちを持つことが大切です。
2.完璧にせず7割で挑戦する
挑戦をする時って、怖いから完璧に準備しようとしますよね。
しかし、100%の準備をするのは逆にリスクになるケースもあるんです。
- 時間がかかる
- 失敗した時に取り返しがつかない
- 失敗した時に心が折れる
なので、これらのリスクを避けるためには70点程度で行動してしまうのが良いんです。
とはいえ、70点でスタートしたら「怒られるのでは」と心配になりますよね。
考えてみてください、時間をかけて100点になりますか?
100点で提出して、直しが入らなかったことはありますか?
多くの社会人が仕事を提出した後に修正される経験をしています。
これは、上司は他人で100%考えを理解することはできないからです。
100点にしたのに期待する結果が得られなかった時のダメージは大きいですね。
なので、スピードを上げ70点で提出することで、失敗のダメージも3割減らせます。
7割程度でスタートして結果が良さそうであれば、より精度を上げることで大きな負担にはならず成果へ結びつきやすくなります。
これは仕事に限らず、すべてに言えることです。
目標は小さくして始めることで、スピードが上がってや達成感を得られやすくなる。
さらに失敗しても、ダメージを減らせて軌道修正もしやすくなります。
これが継続につながって成功につながりやすくなるんです。
3.色々な視点を持つ
ポジティブな考え方とネガティブな考え方の人には大きな違いがあります。
ポジティブな考え方は良いことを中心い考えます。
ネガティブな考え方は悪いことを中心に考えます。
どちらも考える際には大切な考え方で「ポジティブだから良い」「ネガティブだからダメ」ということはありません。
ことわざにも「最悪を想定して最善を尽くす」とありますが、起こりうる最悪を考えてリスクを最小にすることが心を強くすることにつながります。
もちろん成功へも導くことができるわけですが(^ ^)
では「最悪を想定して最善を尽くす」とはどういうことかというと、行動した時に考えられる最悪のパターンを考えて、最悪のパターンが起きた時の対策をしておくということです。
なので、最悪の状況を考えるにはネガティブ思考が大切ですし、対策を考えるにはポジティブ思考が必要なので、色々な視点を持つことが大切といえますね。
まとめ

いかがでしたか。
心が折れても対策はたくさんあります。
辛い状況にいる人は少し距離をおいてみる
さらに辛ければ環境から逃げて心を休ませる
さらに心が元気になったら強い心を手に入れる思考も取りれてみましょう。
失敗から学ぶ気持ち
失敗は当たり前また挑戦すればいい
7割で挑戦してみる
色々な視点から考える
私自身、今まで人生を振り返ることは少なかったですが、体調を崩したことであらためて失敗の大切さや、考えることの大切さに気づかされました。
病気になったことを悲観するよりも、病気になったことで命の大切さや命の希少性を学び、目標に向かって進むことが生きる価値と気づけたのです。
その考え方は、折れない強い気持ちと前を向く勇気になっています。
心が折れたままにしてしまうと、大切な自分自身を認めてあげることもできなくなってしまいますので、心をケアしながら元気な時には精一杯人生を楽しみましょう(^ ^)/
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