人生を後悔しないためには高齢者が「後悔してること」を知れば解決する!

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日本の人口は高齢者を頂点に逆三角形のピラミッドになっています。
今や若者より高齢者が多い時代。
そんな人生の後半を生きる人へ
「後悔していることはありますか?」
と問いかけました。
「死ぬときに後悔すること25」
の著者は、終末期における緩和医療に携わる医師で、現場で見聞した「余命いくばくもない状態で、後悔すること」をまとめた書籍です。
死へ近づいている人は何を後悔してるのでしょうか?
今回は本書から先人の意見を参考に「後悔しない人生」を送るため、後悔の多いTOP5をお伝えします。
目次
高齢者の後悔:1位
チャレンジしなかった

一番多かったのがこの回答、やはり日本古来の美徳と言われた「忍耐」を忠実に実行してきた人が多いのでしょう。
「石の上にも3年」
その3年が30年になって、気付いたら家族のため、会社のために働くだけの人になっていた。
本当はやってみたいことがあった、体験してみたいことがあった。
人生、仕事、旅行、食事、興味があったことが、後から溢れ出てくるけど、動ける年齢で行動するからこそ価値があるのです。
働きたかったけど、家庭に入り耐え忍んだという声もありました。
やりたかったことを後回しにしてきた結果、もう回すべき後は無いことが分かるのです。
チャレンジできなかったという多くの意見は
- 色々な場所へ行っておけば良かった
- もっと色々な美味しいものを食べてみたかった
- 別の仕事にチャレンジしてみたかった
自分に嘘をついて生きていませんか?
やりたことがあっても行動する体力がない、行きたいところがあっても足が動かない、食べたいものがあっても食欲が無い。
知らない世界を知らないまま生きるより、一度は経験してみて人生の幅を広げてみると、視野が広がり可能性が広がります。
人生の最後に後悔することはなくなるのではないでしょうか。
チャレンジして失敗した後悔は後悔ではなく成功の素なのです。
齢者の後悔:2位
時間を大切にしなかった

人生は有限ですが、ときどきそのことを忘れてしまいます。
1日のサイクルで自由な時間はどのくらいあるでしょうか?
睡眠時間と活動時間を除いたら、結晶の塊のような自分のための時間は本当に残り少ないです。
人の一生は、生まれてから80歳で死ぬとした場合、約30000日です。
30歳の人なら残りは約18000日
40歳歳の人なら残りは約15000日
50歳の人なら残りは約11000日
しかありません。
だからこそ時間は価値が高く、人生は人それぞれの物語になるのです。
今のこの時も無駄にできない気持ちになる人もいるでしょう。
世界中の人が平等に持っているもの、それが時間です。
齢者の後悔:3位
愛情表現をしなかった

人は慣れる生き物です。
毎日顔を突き合わせていると、相手の悪いところばかりが見えてきます。
出会ったばかりの時はあんなに魅力的で、愛情表現もできたのに。
「ありがとう」と言える人は多いですが、「可愛い、かっこいい、素敵、好き、愛してる」という言葉は長くなればなるほど、恥ずかしさが勝り出て来ないのでしょう。
だからこそ後悔となるのです。
長いからこそ、気持ちを伝えるべきです。
良い所を、最初に感じた気持ちを思い出してみましょう。
伝えたくても、伝えたい人はいないという時に初めてこの後悔は現れるからです。
子供を儲けなかった

も愛情表現ができなかった後悔として多くありました。
理由があって子供のいない人生を歩んできたと、欲する後悔というのはDNAの後悔でもあるかもしれません。
仕事に明け暮れたことで子供とのコミュニケーションが取れなかった後悔でもあります。
子供がいて後悔するという声はほとんど無買ったこと、いくら手がかかろうとも、自分の血を分けた子供はいつまでも子供で愛おしい存在ということです。
齢者の後悔:4位
他人の目を気にして自分を大切にしなかった

生活していると必ず気になるのが人の目です。
家庭ではご近所さん、学校では友人や先生、会社では部下、同僚、上司などからどう見えているか、良く見られるように自分を押し殺して、ストレスを感じてることがあるでしょう。
他人の意見、指示、悪口ばかり気にして従ってしまうと、
”他人のために生きている”
という部分があると考えることができるかもしれません。
自分は何のために生きているのでしょうか?
他の誰でも無い、自分のための人生なのです。
他人の指示に単純に従うのではなく、本質を考え、お互いのためになる、WIN&WINの関係を作っていくことが大切です。
まずは自分が
・どう感じるか
・どうしたいか
・何をやりたいか
・何をやりたくないか
自分主体の視点を持ち、「大切な人が言うから」と疑問を感じながら行動するのではなく、大切な人だからこそ自分の考えを伝えるべきです。
そうすることでお互いがWIN&WINの関係を続けられるのです。
そして、自分の考えで行なった責任を持ち、積極的に行動することで自分を持った考えが続けられるでしょう。
健康管理

健康管理も自分を大切にしなかった後悔では、特に多くの声がありました。
多少の違和感や、検診での異常値があっても、本人が異常を感じないと、数値を否定しまう人が多くいます。
自分の体を気遣ってあげるのも、ケアしてあげるのも自分だけです。
異常値に目を向けず、無理をして仕事を続けて体を壊しても、会社は守ってくれません。
しかしそのための制度は整っているので、しっかりケアをして復帰すれば良いのです。
そのための予防、タバコや過度な飲酒もできるだけ控えると良いです。
生活習慣が原因での病気の発症も後悔の大きな原因となってます。
仕事人間

高度経済成長を担った日本を支えた世代が多い後悔がこれです。
現役時代は自分を大切にしてしているように感じますが、引退後に何も無く、家にばかりいてコミュニティが会社だったため新しい環境作りに苦労するのが現状です。
今言われるライフワークバランスは長い人生で後悔をしない一つの方法です。
仕事人間から仕事を取り上げると、老いるのも早いそうですが、。仕事以外で生きがいを見つけた時に一番大きな後悔するのかもしれません。
齢者の後悔:5位
幸せを感じるアンテナが足りなかった

人生も後半になり、死を間近にすると他愛もないことの幸せが増えるという。
生きていると当たり前に感じることが、いかに幸せかということを最後に身にしみて感じるのです。
・ご飯を食べられること
・笑えること
・五感を使えること
・朝が来ること
今生きてる中で当たり前のようにおこなっていることです。
自分にとっての幸せは何かを再確認しましょう。
・趣味はありますか?
・大切な人はいますか?
・好きな食べ物はありますか?
・健康ですか?
目を閉じて食事をしてみてください。
何を食べているか分からなくなりませんか?
身近な幸せを忘れて、幸せを追い求めていては永遠に幸せを感じることはできません。
まずは身の回りにある当たり前と感じていることに目を向け、幸せを感じていたことを再確認してましょう。
きっと感じる幸せはたくさんあります
その幸せをたくさんかじることが、新しい幸せを感じる要素となり、充実した人生となります。
またそれが多くの人を引き付ける魅力となっていくのです。
まとめ

いかがでしたか。
今回は人生を後悔しないためには、人生の先輩である高齢者の方が多く抱えている後悔をランキングで解説しました。
その中の多くは
日々の当たり前へ目を向ける
ということです。
やりたいことを我慢したり、諦めているなら、できることからコツコツ続けてみましょう。
チャレンジを続けることは将来の財産となります。
時間を気にせず生きている人は、自分の残された時間を再確認してみましょう。
体内時計を持った人へ時間は強い味方となり、人生の充実感が増すはずです。
愛情表現をしていな人は、ありがとうを伝えることから始めましょう。
「ありがとう」はお互いの気持ちを満足させる最高の日本語です。
周囲の目が気になる人は、自分の気持ちと価値を確認してみましょう。
きっと我慢する後悔は減るはずです。
新しい幸せを探すなら、身の回りの幸せをあらためて見つめ直してみましょう。
それが新しい幸せの要素になります。
思いたらることがある人は、ぜひ今からでも自分の人生を見直してみてください。
必ず充実感が増し、満足できる人生となるでしょう。
「諦めてしまってはそこで試合終了ですよ」
引用:安西先生(漫画スラムダンク名言より)
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