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人工透析がコンパクトに!透析者が気軽に長期旅行に行ける日は近い

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日本人で人工透析を行なっている人数が年々増加しています。 日本透析医学会が毎年実施している統計調査「わが国の慢性透析療法の現況」によると、2017年12月末時点で、国内で透析療法を受けている患者数は、通院、入院合わせて334,505人と前年度より4,896人増加しました。 

人工透析は身動きが取れない

人工透析は週に3~5日自宅または病院で、3~4時間かけて血液をろ過するため、日常の生活に支障が出たり、長期の旅行に行けないといった行動に制限が出たり、電気や水を使用するため、災害時に使用できないため、停電の復旧と、自衛隊による給水車の到着を待たなくてはいけません。 透析はコンスタントに行う必要があるため、災害時などは近くの病院へ搬送してもらわなくてはいけないケースもありますが、道路の通行止めなどにより、町が孤立化すると対応ができず命の危険にさらされることになります。 現在は在宅で人工透析ができるようになったとはいえ、装置は小型冷蔵庫サイズと比較的大型で、電気と水道は必要です。

人工透析機もコンパクト化の時代

しかし6/17のSankeiBizの記事では、持ち運び可能なアタッシュケースより小さめのサイズの新型の血液浄化装置を山梨大や神戸大のチームが開発に成功した内容が紹介されました。

まだ実験段階にあるものの、2023年までに医療機関向けに販売開始できるように、まずは臨床試験を行う段階にあるそうです。

将来は個人が在宅で使用できようにすることも目標にしているため、透析で長期の外出に制限があったり、病院が開いている時間に透析を行わないといけない、といった時間や場所の制限がなくなる日がすぐそこまで来ているのです。

コンパクトな人工透析は電源不要で持ち運び可能

今までのものと比べ、電池を内蔵しているため、大地震や土砂崩れなどの災害が起きた被災地などに持ち込み、救急医療の使用が可能になります。

新型装置は、血液をろ過する部分を従来の8分の1程度とサイズダウンし、血液を引き出すポンプも500円硬貨サイズの小サイズにしたことで、持ち運びサイズにすることができ、重量も電池込みで3~4kgと軽量化することで機動性も向上しています。

コンパクトな人工透析は実験にも成功済

体が大きく血液の量の多いヤギで新型装置の性能を確かめたところ最長で2週間、血液を濾過し続け、その間のポンプ交換は不要、停止することもなかった。

まとめ

まだ発表されてから間もないため、実用的な段階になるまではまだ時間がかかるとみられますが、医療機関への実用化を目標にしている2023年までは、残り4年しかありません。

そして、実用化がスタートすることができれば、個人が使用できる段階はすぐ始まるでしょう。

持ち運びか可能になり、飛行機への持ち込みが可能になれば、気軽に海外旅行に行ったり、仕事場での透析という、場所と時間を選ばない透析が可能になるはずです。

食の欧米化による生活習慣病の増加、高齢化社会による透析患者の増加する日本人には、とても明るい情報ではないでしょうか。

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