【面白い心理学】自己肯定感を高めて前向きな人生にするためには!?

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こんにちはmasa3です。
日本人は自分を好きになることが苦手な民族と言われています。
それは「自己肯定感」の低さが大きく関係していて、他国と比較しても自分に対する満足感が低いと分かっています。
しかし、自己肯定感を低いままにしてしまうと、無気力やうつ病を引き起こす原因となって危険な状態になってしまうかもしれません。
今回は、自己肯定感を高めて仕事もプライベートも、前向きに、楽しめる方法をご紹介します。
目次
自己肯定感とは?

”自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心、自己存在感、自己効力感、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられることがある。”
とウィキペディアには書いてありますが、簡単に言うと「自分を大切な存在と思う気持ち」といえばわかりやすかもしれません。
自己肯定感は人が生きていくうえで、考え方のベースとなる全てにおいて大切なものです。
なぜなら、「自己肯定感」は、
- 仕事
- 収入
- 人間関係
- 結婚
- 恋愛
- 自己実現
などの人生のあらゆる部分に影響を与え、人が生きていく上での幸福感や満足度を決定づけていくからです。
日々の生活の中で、仕事で成果を上げたり、良好な人間関係を作れたり、自分の望みや夢を次々と実現して、望ましい現実を手に入れて、楽しそうに人生を歩んでいる人とそうでない人の違いは、能力や才能、置かれた環境よりも「自己肯定感」が高いか低いかで明暗を大きく分けているのです。
ただし自己肯定感は、変動的な要素、「常に高い、常に低い」というわけではなく、誰しも高い時もあれば低い時もあるのです。
自己肯定感の低い人の特徴

自己肯定感は変動するものですが、中には自己肯定感が常に低い人が存在します。
自己肯定感が常に低い人は、自分を肯定する意識が低いため、
- 不安感
- 劣等感
- 罪悪感
- 否定的
- 他者依存
- 批判的
- 内向的
- 傷付きやすい
などの意識が強い傾向にあります。
「しょうがない」と切り替え、前向きな気持ちになることができないと、ネガティブな考えばかり作り出してしまい、それを長期的に低いままになってしまうことで、無気力やうつ病を引き起こしてしまう危険な状態になってしまうかもしれません。
自己肯定感が低くなってしまうのはいくつかの原因がありますが、その原因が自己肯定感を高めるのを邪魔してしまっているのです。
自己肯定感が低くなる原因

自己肯定感が低くなってしまう人は、
- 自尊感情 :自分の生きる価値、命を大切にする
- 自己受容感:自分の良い面、悪い面をありのまま受け入れる感覚
- 自己効力感:自分にはできると思える感覚
- 自己重要感:自分の存在は重要という感覚
- 自己有用感:自分は他者の役に立っているという感覚
といった自分を認める力が足りないために、ありのままの自分を受け入れられない状態を作ってしまいます。
過去のトラウマ
チャレンジすることはとても大きな経験になりますが、時に大きな失敗をすることにもなります。
その失敗があまりに大きいとトラウマになってしまい、新たなチャンスを生かすことができない、消極的な行動につながってしまう要因になっています。
劣等感
人が成長するには、身近に競う人がいるというのが一つの有効な方法になっています。
中には、理想の自分に向かって、自分と競うことができる強い人もいます。
しかし、自己肯定感が低い状態では、何か飛び抜ける結果が出せたとしても、良い部分に目を向けられず、劣っているところを探して自分を否定してしまいます。
依存型
人と何かを進めることは、効率が上がり1人で進めるよりも大きな結果を出すことができますが、人へ依存してしまうと自分の決断では行動しにくくなってしまいます。
それは、自分の決定が信用できないものとして、自分の脳が判断してしまう原因になり、より自分を信用することが難しくなってしまいます。
無用型
私たちの先祖は集団生活の中で生きてきたため、人の役に立つのが本能的に喜びとなりモチベーションへつながり大変なことでも頑張ってしまう習性があります。
どんな形であれ、人の役に立っているという感覚がないと、力を出しにくく、モチベーションも継続できなくなってしまいます。
特に私たちのようにブログを書いて発信している人は、人の役に立つということをモチベーションの一つにして毎日執筆している人も多いです。
日本人の自己肯定感
内閣府は平成25年に日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査を行いました。
日本人は唯一先進国で50%を下回る45.8%の自己肯定感の低さです。海外先進国は70%を下回っている国はありません。
以下のグラフでもほとんどで、日本人の満足度は低い数値を出しているのがわかります。
これは日本の習慣が自己肯定感を低くしていると言えます。
例えば
- 自己主張をしない
- 同じ学校教育
- 他人に迷惑をかけなくても、勝手な行動はしない
- 控えめでいる
自己肯定感が高い人は?

自己肯定感が低い人の特徴と、日本人は自己肯定感の低い人が多いということがわかりました。
では、そんな日本で「自分を受け入れる」意識を高めるには、どういた要素が必要なのでしょうか。
主な考え方
- 自信がある
- 肯定的な考え方
- 能動的、意欲的に行動に移せる
- 周りに振り回されない
- 自分も他者も尊重できる
- 感情が安定している
- 問題解決能力が高い
- 失敗を成長の糧にしている
- 他者の意見を聞くことができる
- 人の評価に振り回されない
- 人を評価しない
- 人間関係が良好
- 自分の考え(意見)を伝えられる
- 自分の人生は自分で決めてる
自己肯定感を高める方法

自己肯定感の高い人の特徴は、自信があって自分を持っている、なおかつ思いやりがあるといった特徴がありますが、全ての項目に当てはまる日本人は少ないのが現状です。
では、どのようにして自己重要感を高めていけば良いのかというと、「自分に自信を持つ」というのが一番効果的。
とはいえ、簡単に自信が持てたら苦労はしませんよね。
自分に自信を持つには
- 特技を持つ
- 他人から褒められる
が効果的ですが、すぐに特技を身につけたり、褒めて欲しいと思って褒められることは難しいです。
そこで手っ取り早いのが
- 自分で自分を褒める
- 身近な家族に褒めてもらう
- SNSで自分を発信して理解者を得る
といった方法はなら、すぐに行動に移しやすいはずです。
特に、自分で自分を褒める方法は、「がんばってる!」「どんどんよくなってる!」と心で、誰もいなければ鏡ごしに声に出して自分へ伝えてあげてください。
そうすると、3大神経伝達物質であるセロトニン(心の安らぎに関与)、エンドルフィン(一種の脳内モルヒネ)、オキシトシン(愛情や精神的安心感のホルモン)が分泌され、自分に優しくなれるはずです。
初めは違和感しか感じなくても、続けていると不思議と自己肯定感が上がっていくことを感じることができるようになります。
まとめ

自己肯定感とは防御力のようなもので、高い状態は自分を守る力が強い、低ければ自分を守る力が弱いといえます。
日本人の自己肯定感の低さは表の通りですが、隣の家をのぞいて羨ましがるよりも、自分には何が幸せなのかを理解して、満足度を高めることができれば、自己肯定感も大きく変わり、モチベーションを上げて物事に取り組むことができるようになるでしょう。
自己肯定感をコントロールするのは難しいですが、先ほどの行動で高めることはできます。
「自分はダメだ」と思う人生を抜け出して、前向きに進める人生を楽しみましょう(^ ^)
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