治験大手の「JCVN」とは?JAXAとも取引実績の委託する信頼のサイト

スポンサーリンク
こんにちはmasa3です。
皆さんは、JAXAって聞いたことがありますか?
ご存知の方も多いと思いますが、JAXAは「宇宙航空研究開発機構」のこと。
つまり、宇宙に関する研究を行っている機構で、NASAの日本版といったところです。
今回は、そんなJAXAも臨床試験の委託をしている、治験を取り扱う「JCVN」について解説していきます。
「治験に登録してみたいけど、どこが良いのかわからない…」と思って悩んでいるなら、JAXAとも取引のある信頼の高いJCVNについてまずは知ってみましょう。
目次
治験サイトJCVNとは?

JCVNは、株式会社パシフィックグローブの参加で活動している治験サイトで「ジャパン・クリニカル・ボランティア・ネットワーク」の頭文字をとってJCVNと呼びます。
JCVNは、平成10年に創立され、主に医学ボランティア会の運営を行っています。
治験の実施は、首都圏を中心に大阪や兵庫、福岡、札幌などの主要都市での治験情報を掲載してる案件数の多いサイトです。
運営会社|株式会社パシフィックグローブとは

株式会社パシフィックグローブは、「医学ボランティア会JCVN」を基盤に、2004年から臨床試験の被験者の募集事業に取り組みはじめているようです。
背景には、社名の「パシフィックグローブ」が由来していたので紹介しておきます。
私たちの社名「パシフィックグローブ」とは「平和な木立」。それは、人が集い、癒やし合う、誰もが願う「こころ安げる場所」です。私たちパシフィックグローブはこの願いを社名に込め、新薬を1日でも早く患者様にご提供できるよう、「医学ボランティア会JCVN」を基盤とし、2004年から臨床試験の被験者募集事業に取り組んでまいりました。
引用:株式会社パシフィックグローブ
ボランティアが母体にあるため、病気に苦しむ人へ、新薬を1日でも早く提供するための活動を基本に行っているということですね。
パシフィックグローブの取引先は、製薬会社やCRO、SMO、医療機関、食品会社を中心として、50社以上との取引を行っているため、サイトの案件数も安定して多いのが魅力です。
「そもそも、CROやSMOて何??」という疑問のために解説しておきます。
▶︎CRO(Contract Research Organization):医薬品開発業務受託機関
製薬メーカーが行う医薬品開発のさまざまな業務を受託する組織
▶︎SMO(Site Management Organization):治験施設支援機関
治験に関わるスタッフの業務を支援し、品質・スピード向上を支援する組織
本社が事前説明会の会
登録説明会はJCVNの本社で行われます。
本社は、JR五反田駅から歩いて5分くらいの場所にあるので、アクセスも良好ですね。
地方在住の方は一回東京に出てこなければいけませんが、説明会は一度でOKです。
その後は、そのままサイト上で応募が可能です。
JCVNで行われる治験の特徴やメリット

JCVNで、実際に治験に参加したことのある人の口コミを見てみると、「安心して参加できた!」という意見を多くみかけます。
それは以下で紹介する特徴を見ると納得でしょう。
治験の前に登録説明会への参加が必須
治験に参加したいからといって、応募すればすぐに参加できるわけではありません。
まずは登録説明会への参加が必須で、この中で治験に関する基本的なことを丁寧に説明してくれます。
中には「治験は本当に大丈夫なの?」と不安に思って参加する人もいますが、素人でもわかりやすい説明や、実際に担当者と会って話せることも好評な要因です。
気になっていることやわからないことは、この説明会で質問できるので、納得の上で参加できるわけですね。
登録はサイトからも無料で行えます。
もちろんボランティアなので、年会費や登録料などは一切かからず無料で行えます。
登録してから「やっぱり心配だからやめておこう」とキャンセルしても、お金を取られたり、半強制的なことが起きる心配はありません。
とはいえ、説明会に行くのは手間なので、フリーダイヤルやメールでの問い合わせも可能です。
治験の開催地域が広い
JCVNは、臨床試験を取り扱う中でも特に多くの案件を取り扱っています。
サイトの募集地域を見ると分かりますが、北海道から九州まで広く案件を扱っているため、わざわざ首都圏まで出てくる必要がないのも魅力です。
首都圏と比較して、地方で行われる治験は倍率が低いので、高額案件の当選確率もかなり高くなるかもしれませんよ。
病気などに即したモニターに参加できる
JCVNのサイト上では、多くの人が抱えている身近な悩みに注目した治験の詳細ページがレイアウトされています。
例えば、
・血糖値が高い
・喘息
・ニキビ
など
いろいろな体の悩み向けの情報を掲載し、それぞれの症状に関する治験の募集情報も掲載しています。
ただそれだけではありません。
入院したり通院したりするほどではないけど、ちょっとした体の悩みを抱えているという人にとっては、悩みに関する最新情報も得られるのでメリットは大きいでしょう。
豊富な治験実績数
JCVNには、取り扱う治験の種類が豊富なところも魅力的な点です。
2018年の実績を見てみると、健康な人を対象にしたのが1160回、疾患を抱えた人を対象にした治験1154回、健康食品などその他が302回開催されています。
とくに健康な人を対象にした治験は、2015年から1000回を超え、ずっとその状態を維持しています。
つまり1日に3件は、日本のどこかでJCVNが主催する治験を行なっているということですね。
このように、毎年豊富な治験実施数があるので、ノウハウもたくさん貯まり、より安心安全な臨床試験を受けることができるわけです。
治験に参加するまでの流れ
JCVNで実施している治験に参加してみたいと思ったら、いくつかの段階を踏んで手続きを進める必要があります。
ここでは、治験に参加するまでの流れについて、簡単に紹介していきますので参考にしてみてください。
仮登録の手続きをする

まずは登録申し込みを行います。
申込方法は、メールで行う方法と電話で行う方法があります。
電話で登録の場合

電話で申し込みを行う場合、フリーダイヤルに電話をして口頭で登録希望の旨を伝えられます。
あまりネットに慣れていない高齢者の方へ向けたサービスのため、受付時間が月〜金曜日の10:00〜19:00となっています。
会社員の人は、仕事の真っ只中なので、やはりメールでの登録がおすすめです。
メールを利用して登録する場合

サイト右上の「新規登録」から、メールアドレスを入力すると、登録案内メールが送信されるのでこちらから基本情報を入力します。
ここまでの手続きが完了したところで、初めて登録は完了です。
基本的には誰でも登録は可能です。
しかし、未成年や生活保護を受けている人は原則治験には参加できないので、その点だけは注意が必要です。
登録説明会の予約をする
仮登録手続きが完了すると、マイページにログインできるようになります。
マイページ上で、登録説明会の予約をしましょう。
東京近郊、一都三県在住の方はこの説明会に参加しないと治験に申し込めません。
登録説明会は月曜日から金曜日まで開催されているので、その中で希望する日時をクリックして送信するだけで登録会の予約は完了です。
登録説明会に参加する
登録説明会の当日には、現住所の明記されている身分証明書が必要になるので、忘れずに持参しましょう。
もしも、身分証に書かれているものと現住所が違う場合、公共料金の領収書も一緒に提出しなければいけません。
登録説明会に要する時間は、大体1〜2時間程度の目安です。
説明会に参加した後でも、Web上に反映されるまで1~2週間ほど本登録扱いにならない可能性がありますが、本登録が完了するとメールにて通知されますのでそれまで気長に待ちましょう。
希望の治験に応募する
説明会に参加すると本登録扱いになります。
本登録が完了すると、Web掲載の案件の他にも、メールでの最新情報も送られてくるようになります。
その中から、条件に合う案件があったらWebまたは、電話から申し込みましょう。
事前検診に参加する
治験への参加申し込みをすると、指定の施設で事前検診を受けることになります。
こちらは通常身長や体重、採血、採尿、心電図などのいわゆる一般的な健康診断を行いますが、内容によっては特別な検査項目が追加される場合もあります。
事前検診の結果、治験に不適合とされてしまう場合もあるのであらかじめ理解しておきましょう。
事前検診は内容によって異なりますが、大体2時間程度はかかると考えておきましょう。
事前検診の結果に問題がなく、参加者が治験の内容に合意すれば、いよいよ本治験。
という流れになります。
まとめ

JCVNでは、何も分からないまま治験にいきなり参加するのではなく、きちんと事前の説明会を受けてからになるため、手間な反面しっかりと納得した上で参加できるのが参加者の安心と評判につながっていました。
とはいえ、新薬による副作用は医師でも計り知れない場合があります。
治験はバイトじゃないこと、困っている人のための手助け、ということを忘れずに参加することが大切です。
そんな不安を少しでも解消して、安心して参加するには、参加者に好評のJCVNはおすすめですよ(^ ^)
スポンサーリンク